もし、自分の大切な歯を失ったら・・・!?
歯の喪失は美味しく食べるための咀嚼機能を低下させるばかりか、精神的な負担にもなります。「食べる」ことが人間にとって大切な ことであることは言うまでもありません。そこで、この機能を回復するための一般的な方法をご紹介します。

部分入れ歯

部分入れ歯
装着 金具を残っている歯に引っかけて使う。
利点 比較的に、治療の費用や時間はかからない。
欠点 慣れるまで違和感がある。咬む力は弱い。
金具をかけた歯に負担がかかる。

ブリッジ

ブリッジ
装着 両隣の歯を支柱にして、歯の無い部分に橋(ブリッジ)のようにかけてかぶせものを装着する。
利点 違和感は少なく、咬む力もあまり落ちない。
欠点 支柱にする歯を削る。
支柱にする歯の負担が増える。

インプラント

インプラント
装着 チタン製の人工歯根をアゴの骨に埋め込み、その上にかぶせものを装着する。
利点 健康な歯を削らない。周りの歯に負担をかけない。 咬む力や食感が天然の歯に近い。
欠点 外科処置が必要。治療費が高い。
治療期間が長い場合もある。
十分なアゴの骨が必要である。
治療法の選択とメンテナンスについて
  • 口の中の状態は千差万別です。治療費が高い歯が一番良い方法とは限りません。
    それぞれの治療法の利点・欠点をよくご理解していただき、条件にあった治療を選択してください。

  • 治療が終わったら、快適な状態をより長く維持していただくためにも、定期的なメンテナンスを受けましょう

  • 「痛くなってから」では、せっかくの治療が無駄になることもあります。
    トラブルを未然に防いで、治療した歯を長持ちさせましょう。