院内感染防止について│琴海歯科医院（長崎市琴海町・明誠高校そば）

「院内感染」とはHIV、B型肝炎、C型肝炎などの感染性の病気が、病院内で他の患者様に移ってしまうことです。
HIV（エイズウイルス）については先進国の中で日本だけが年々、感染者が増加しています。

歯科においては歯を削る・歯を抜く・歯石を取るなど、唾液や血液に触れることは避けられません。よって、治療に使う器具の消毒や滅菌が不十分では、患者様はもちろん医療従事者側にも感染の可能性が高くなります。

このような事態を防ぎ、患者様に安心して治療をうけていただくために、当医院では「クラスＢ滅菌器」をはじめ短時間で器具の消毒･滅菌ができるシステムを導入しております。
また患者様毎に、手袋の交換や可能な限り使い捨ての道具を使用しています。

医療先進国のヨーロッパ規格EN13060においてクラスB条件をクリアしたMELAG（メラグ）社の滅菌器を導入しております。
MELAG（メラグ）社は、滅菌装置を専門に手掛ける医療用滅菌装置の製造会社で、その分野での世界トップメーカーです。このクラスB滅菌器は、あらゆる器材の滅菌を可能としています。

当院ではジェット式器具洗浄器を使用し、強力な水流による徹底的な洗浄と熱水による消毒後、乾燥まで自動処理します。
この洗浄器は歯科医療器具洗浄専用機器で、高いレベルの洗浄が可能となり、手洗い洗浄による医療従事者の院内感染防止にもなります。

インスツルメントや複雑な構造をしているハンドピース類を高速で滅菌し、効率的に器具が利用できる高圧蒸気滅菌器です

治療終了後は診療台･椅子･テーブルなどを専用の薬剤により拭掃し、特に唾液や血液の付着した手指の触れる部分はバリアテープを貼付します。

口腔外飛沫への対応に役立つバキュームです。
金属や義歯を削る時に飛び散る汚染物質をすばやくキャッチし吸引します。
患者さんはもちろん、医療従事者の健康も守ります。

院内感染防止について